補強工事

貯水槽は設置後すぐに劣化が始まります。 およそ20年後には強度が50%近くまで落ちると言われています。 古くなった貯水槽は地震に弱いだけでなく、内部の水圧によっても水漏れや 破裂といった事故が起こります。

こんな貯水槽は要注意!!

  • 設置から15年以上経過している。
  • 貯水槽の高さが2m以上ある。(内部水圧が高い)
  • 天井部に補強材が入っていない。
  • 貯水槽の底や側面の下部が膨らんでいる気がする。

内部接合部FRPライニング(FRP製パネル水槽)・・・5年間保証

内部接合部FRPライニング

パネルタンクの場合、水圧による力が接合部と呼ばれるパネルとパネルのつなぎ目 付近に多くかかってきます。この部分を補強し、結合させることによって貯水槽全体の 強度を大幅に上げる事が出来ます。

内部全面FRPライニング(FRP製一体型水槽)・・・5年間保証

内部全面FRPライニング

一体型水槽はパネルが薄く変形が起きやすく、変形した部位を放置したことによりクラック(ひび割れ)が入ることが多いようです。

外部天井部FRPライニング・・・5年間保証

外部天井部FRPライニング

天井部のパネルは水圧がかからない為、底や壁面に比べ薄く作られています。 また屋外設置の場合、紫外線の影響を一番受けやすく、劣化しやすい部位と言えます。 このため劣化が進行した際、最初に壊れる事が多いのが天井パネルです。

外部コーティング塗装・・・3年間保証

外部コーティング塗装

特に屋外設置の貯水槽は紫外線や風雨などの影響を受けやすく、劣化の進行は想像以上に早く、注意が必要です。 コーティングを施すことでこれらの影響をなくし、強度を保つ事が出来ます。

内部全面FRPライニング(コンクリート製貯水槽)・・・5年間保証

内部全面FRPライニング

コンクリートはアルカリ性です。水や風雨によってアルカリが中和されると表面がぼろぼろになっていきます。 さらには中に入っている鉄筋が錆び、強度が低下していきます。 FRPライニングを施すことで、コンクリート製貯水槽の中にFRP製水槽を造ることになります。 これにより完全にコンクリートの中性化を止め、強度低下を防ぐ事ができます。